* My natural beauty life * iherb アイハーブ

オーガニックコスメを購入するためにiHerb(アイハーブ)で個人輸入を始めました。このブログではiHerbで実際に購入した商品のレビューや、iHerbの注文方法(画像付き)や、個人輸入における注意点、初回限定割引クーポンコードなどをまとめています。また、iHerb以外のオーガニック・ナチュラルコスメのレビューもしています。 

スポンサーサイト

   ↑  --/--/-- (--)  カテゴリー: スポンサー広告
現在は新しいブログを中心に更新しています。→こすめだより
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...


(記事編集) http://mynaturalbeautylife.blog.fc2.com/?overture" target="_new

--/--/-- | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
現在は新しいブログを中心に更新しています。→こすめだより

日焼け止めについて 3 (ナノ・ノンナノによる違いとコーティングの必要性)

   ↑  2013/04/01 (月)  カテゴリー: iherb * 日焼け止め
現在は新しいブログを中心に更新しています。→こすめだより
前回予告した通り、今回は紫外線散乱剤のコーティングについてです。

その前に、前回の記事の補足として「酸化チタンと酸化亜鉛の粒子径や形状によるUVA・UVB遮断効果の違い」そして「なぜコーティングが必要なのか」を先にまとめたいと思います。

紫外線散乱剤における防御効果の粒子径による違い


  • 酸化チタンと酸化亜鉛は、光に対する高い屈折率で紫外線を散乱させる光学特性があります。
    この散乱効果に着目すると酸化チタンは主にUVB(中波長紫外線)を遮断し、酸化亜鉛は主にUVA(長波長紫外線)を遮断することになります。

    酸化チタンや酸化亜鉛は粒子が小さくなると、紫外線散乱能力は低下してしまいます。
    しかし、紫外線吸収能力が優位になり広範囲な紫外線遮断效果が可能になります。


無機化合物紫外線遮断剤の光物性は大きさに依存して変化し、また逆に言うと大きさ、形状により物性を制御することができるということです。


  • 無機化合物紫外線遮断剤は粒子の大きさが大きい場合、配合濃度を高くすると白浮きしてしまうなど、使用質感が悪くなってしまいます。
    そこで粒子を小さくすると、透明性が向上し白浮きを抑えることができます。
    使用感が改善され、さらに肌への被膜性が高まり紫外線防御効果の向上も期待できます。

  • しかし、酸化チタンや酸化亜鉛は光触媒作用も持っています。(→日焼け止めについて 2 参照)
    紫外線によって電子が励起され、発生した正孔とともに酸化還元反応を引き起こします。そして活性酸素を生成します。

    比表面積が大きいほど光触媒活性が高まるため、粒子が小さくなるほど活性酸素を多く発生してしまうということになります。

  • また、非常に小さな粒子は粒子間の凝集力が強く、いくら一次粒子径を細かくしても、組成物中で凝集して大きな二次粒子を形成してしまいます。
    よって、色がくすんで透明感が損なわれたり、伸びが悪くなったり、期待する紫外線防止効果が得られないという問題が生じてしまいます。


したがって、吸収効果と散乱効果が最も効果的に発揮されるように粒径の大きさ、形状、粒子の表面処理などの研究や開発が進められています。

今まで粒子が「小さい」とか「大きい」と表現してきましたが、粒子径の大きさを表す表現として、「ナノ・ノンナノ」という言葉があります。

よく耳にすると思いますが、ナノマテリアルの定義はまだ混沌としており、国際統一的な数値は確定していないようです。

日本化粧品工業連合会の定義によると1nm~100nmの大きさの物質のことを指すそうです。

粒子の大きさの表現をナノとノンナノに置き換えて、紫外線散乱剤におけるナノとノンナノの違いを表にしてみました。

表の項目には上の文章の内容を反映させてみたので、この表は文章の要約になっていると思います。

紫外線散乱剤におけるナノとノンナノの違い


コーティングの必要性



コーティング(表面処理)を施す理由は
  • 活性酸素の放出を抑え、周囲にある物質の酸化を防ぐため。
  • 凝集して二次粒子が生成されるのを防ぐため。
  • なめらかさを出し、使用感をよくするため。
  • ウォータープルーフ効果を実現するため。

などが挙げられ、目的に応じてコーティング剤を使い分けます。

安定性の高い製品をつくるためには、ナノ粒子のコーティングが必須となります。

ナノ粒子は比表面積が大きく、それに比例して活性酸素を放出する量が多くなり、加えて凝集しやすいという欠点があるからです。

マイクロ粒子(ノンナノ)にも同様な性質がありますが、ナノ粒子よりも安定性が高いといえます。
そのため「ノンナノ・ノンコーティング」という散乱剤を使用している製品もあります。

もちろんマイクロ粒子であっても、活性酸素を放出するので、コーティングを施す意味は十分にあります。

実際に探してみると、コーティングを施していない製品も多々存在します。
ノンコーティングでも大丈夫なの?という疑問が浮かびますよね。

酸化チタンとコーティングの有無



天然酸化チタンの結晶構造にはアナターゼ型、ルチル型、ブルッカイト型の3種類があります。

様々な用途で使用されるのはアナターゼ型とルチル型でブルッカイト型は用いられません。

アナターゼ型は主に光触媒として使用されています。

化粧品に使われる酸化チタンはルチル型になります。アナターゼ型と比べて比表面積が小さいためルチル型の光触媒効果は弱く、活性酸素の放出量も少ないとされています。

そのため、コーティングなしであっても活性酸素による害は少ないと考えるメーカーさんも存在し、コーティング処理をしていない場合があるようです。

酸化亜鉛とコーティングの有無



酸化亜鉛は酸化チタンと比べて光触媒活性が弱いとされています。

また酸化亜鉛には、優れた収斂效果と消炎効果があります。
あせも、おむつかぶれ、皮膚炎、湿疹の塗り薬などの有効成分としても使われています。
亜鉛華軟膏という塗り薬がありますよね。(この場合はコーティングなしです。)

そのため酸化亜鉛は、わりとコーティングされていない製品も多く存在します。


私の考えとしては、酸化チタンはナノ・ノンナノを問わずコーティングしていることが必須条件です。

酸化亜鉛についてはコーティングされていることが望ましいですが、マイクロ粒子であればノンコーティングでも構わないかなと思っています。

というのも、日焼け止めには油分や界面活性剤(乳化剤)が含まれているので、多少なりとも周りを覆っていることになりますよね。

MMUやルースパウダーとなると、コーティングしていないと恐ろしいなと思いますが。


コーティング(表面処理)の重要性は理解できましたが、「コーティングしている物質」も気になりますよね。

次回は、コーティング剤として使用されている成分についてまとめてみようと思います。
日焼け止めについて 4 に続きます。

関連記事
スポンサーサイト
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...


(記事編集) http://mynaturalbeautylife.blog.fc2.com/blog-entry-178.html

2013/04/01 | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
現在は新しいブログを中心に更新しています。→こすめだより

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。